就活写真撮影前の準備
就活写真で大切なのは、「清潔感」・「健康的」・「調和」
就活写真で大切なのは、
「清潔感」・「健康的」・「調和」
採用担当、人事担当者が書類選考において1枚の履歴書を見る時間が年々短縮され平均7秒とも言われており、より見た目の重要度が高まってきているようです。
就活写真において、見た目の印象を効率よく演出し、損しないためにも撮影前の準備はしっかりとしておきましょう。
髪型
髪型
フレッシュさとともに、学生としてだけではなく社会人としての身だしなみ、常識、礼儀のため、普段ワックスなど使ったり、髪をセットをしたりしない方でも就活では髪の毛を整えましょう。
髪の毛の長さに関係なく整髪料などで髪の毛を整えた方が清潔感としっかりした印象に見えます。
髪の長さ関係なく、基本的に、おでこ・眉毛・耳を見せる髪型が就活写真では望ましいと言われています。
就活写真で女性が撮影する時は、顔が見えるような髪型にしておくことが大切です。
希望する業種ごとに求められるイメージは異なってきますが、いずれの場合も顔がしっかり見えていることがポイントになります。
前髪が下がったままでは表情がわからなくなるため、斜め分けの方が清楚で親しみやすい印象になります。顔がよく見えなければ、相手に好印象を与えにくくなるので気をつけなければいけません。前髪も眉毛が見えるようにし、耳を出すようにします。肩よりも髪の毛が長めの場合は、後ろで結んだ方が明るく表情を見せやすくなります。
ショートヘアなどの場合は、耳をかけるだけでも明るい印象を出すことができます。
女性らしさを出すならハーフアップのヘアスタイルがおすすめ。
メイク
メイク
普段メイクをしない男性が就活のために自分でメイクをすると違和感が出てしまうかもしれません。
自然な形で、しかも企業に好印象を与えるメイクは、専門の写真館で男性メイクプランがあるところをおすすめします。
男性でもメイクをすることによって、肌荒れなどを隠すことができ、自信に満ち溢れた良い表情に繋がります。
就活のメイクは「ナチュラル」が基本です。
希望する業種ごとに求められるイメージは異なってきますが、いずれの場合も顔がしっかり見えていることがポイントになります。
業界によって多少異なりますが、金融・公務員・メーカーなどは眉を髪色よりやや明るめの色味にし、眉尻をキリッとあげると誠実さが見えて、目力もつきます。アイメイクは、アイラインは強調しすぎず長さも目の幅に、アイシャドウはブラウン系シャドウで程よくグラデーションをつけるようにしましょう。チークとリップは血色がほんのり出るくらいのナチュラルさがポイントです。
次に、美容・サービス・アパレルなどは、アイシャドウはナチュラルよりもややしっかりめに色味をのせ、グラデーションで陰影をつけます。サーモンピンクやピンクベージュ系の色味を使うと、それだけで華やかさを出す事ができます。
リップ、チークもピンク系や赤みのある色味に揃えて統一感を出しましょう。
服装
服装
新卒での就活はスーツが基本的な服装になりますが、カラーは無地の黒を選び、ワイシャツは無地の白に体にフィットしたサイズを着用しましょう。その際、スーツのしわや汚れなどにも注意することがポイントになります。
次に、ネクタイの色と柄の選び方ですが、まず大事なのは自分の個性に合わせた色にすることです。一般的に、赤は力強くエネルギッシュなイメージがあり、青は誠実・真面目・冷静といったイメージがあります。柄については無地やチェックなどいろいろありますが、無地は落ち着いた印象を与えるのに対して、ドットは少しインパクトを強めに、チェックは穏やかさや親しみをもたらします。ネクタイの結び方で見た目の印象が違ってくることもあるのできれいに結びましょう。
一般的に襟元は、「レギュラータイプ」と言われる第1ボタンまで留めるタイプと、「スキッパータイプ」と言われるボタンを留めない開襟タイプとあります。どちらが良いかを決める基準は、業界や企業で選ぶのが正解です。
「レギュラータイプ」は、就活では1番無難で業界関係なく使えるので、汎用性があっておすすめです。特にお堅いイメージや、信用に関わる業界には向いています。ブラウスの色は白で柄のないシンプルな無地タイプを選び、自分の体、特に首元にフィットするサイズを着用します。まだ業界など絞り切れていない方や、業種問わずエントリーする方もレギュラータイプがおすすめです。
次に、「スキッパータイプ」は、女性らしさを表現したい方に人気があります。スキッパータイプが向いている業界は女性らしさが求められるキャビンアテンダント、美容や観光、サービス業などを志望される方におすすめです。色は白で柄のないシンプルな無地タイプを選び、サイズが大きいと胸元が必要以上に開いて印象がよくありません。襟の形が大きめだとすごく派手に見えたり、だらしなく見えるので、襟の大きさは購入する時にお顔に対して大きすぎないか確認はしましょう。女性らしさ、華やかさを求めるならスキッパータイプが人気でおすすめです。
表情
表情
あったことのない人の情報を知りたい時、真っ先に目がいくのが顔です。その最初の挨拶は、真顔で無表情の顔よりも少し笑顔の顔の方が受け入れてもらえやすく、次の項目に気持ち良く進んでもらえる効果があります。そして、口角をあげた方が印象が良いと言われています。
近年の証明写真で選ばれるパターンは、口角のあがった人当たりのよさそうな表情がうけています。もちろん、口角を上げすぎて不自然な表情になっているのは良くないですが、下がっている状態よりは上がりすぎているような印象に感じる方が同じ職場で今後一緒に働いていきたいと感じてもらえるきっかけになります。自然に口角を上げるには、奥歯を軽く噛み締めるのがポイントです。
次に必要なのが「目力」です。普段より目を意識して大きく見せると良いです。また、アニメの主人公キャラのようなキラキラした瞳をイメージしてみるのもおすすめです。
写真データ
写真データ
就活では、履歴書やエントリーシートに証明写真が必要になりますが、WEB履歴書やWEBエントリーシートの場合でも写真添付を求められることがあります。写真を添付するためには、証明写真を画像データにし、WEBエントリーデータとして持っておくことです。
WEBエントリーデータとして求められやすいのは、4×3比率のJPG形式のデータのようなざっくりとした指定が多いですが、企業によっては、ピクセル指定を行うところもあります。
データサイズに指定がある場合には、指定されたサイズのWEBエントリーデータを用意した方が無難です。適切なデジタルデータを送付する事で、良い印象を与えることが可能なので、写真データはすぐ使えるように携帯(スマホ)にメールで送信して保存しておくのもおすすめです。
証明写真の期限切れ
採用担当者は、直近の人物画像で判断したいので、証明写真にも使用期限があります。撮影日より3〜6ヶ月以内の証明写真の提出が一般的です。
過度な加工(特に美肌修正)
あくまで「自然に」が一番です。肌のトラブル程度の微修正なら問題ありませんが、プリクラのようなツルツルな肌や目を大きく、輪郭を小さく、顔を左右対称に修正するのはやはりリスクがあります。
斜めにずれた服装
姿勢は背筋を伸ばし、胸を張って軽く顎を引きます。服装も襟元など大きく隙間が空いていたりすると、だらしなさが出てしまいます。撮影の時に服装チェックしてもらいましょう。
ぱっつん前髪
ぱっつん前髪のままで撮影すると、おでこや眉毛が隠れてしまいます。就活写真では、前髪を流すように上げて、おでこと眉をしっかり出して、お顔の印象をはっきり出すことが大切です。