証明写真と一言で言っても、その用途によって決められたサイズや規格があります。
例えば、就活で使う履歴書などに使用する一般証明写真は縦4センチ、横3センチで、写真の中の顔の大きさに規定は特にありませんが、パスポートなどの証明写真では明確な規格があり、その規格の水準を満たしていないと、撮り直しになります。
撮影した後で、気付いた場合は、またお金を払って撮り直しになることもあるので、そうなる前に、細かい規格がある証明写真について知っておいた方が良いかと思います。
今回は、就活証明写真とパスポート証明写真の写真サイズと規格の違いについてご紹介したいと思います。
一般証明写真
用途:新卒就職活動・転職・受験・アルバイトなど一般で使う履歴書の写真サイズになります。
縦40mm(4cm) × 横30mm(3cm)
写真の枠の中での顔の大きさに対する規格はありませんが、肩から上の顔写真がスタンダードです。顔が大きすぎたり、小さすぎるのは見る側に違和感を与えるので避けましょう。
写真に対して、顔の大きさは70%くらいが無難です。また、影が濃い、メガネの反射などで顔の一部が判りずらいものもNGとなりますので、撮影時に確認しましょう。
証明写真の主なNG行為
- 帽子を被っている(ヘアバンド)
- サングラスやマスクをしている
- 本人と判別できない濃いメイク
- 顔全体に濃い影があり暗い
- 眼鏡に光が反射している
- 背景に他の人や物が写っている
- 画像が荒い
- 光を飛ばしすぎ
カラコンなども、特に規定はありませんが、一般証明写真は通常、就職に使う写真なので、社会人としての常識が見えるものが良いとされています。
撮影してから提出可能期間は、3ヶ月〜6ヶ月以内となります。
パスポート写真
用途:パスポートに貼る国際基準で定められた写真サイズになります。
縦45mm(4.5cm) × 横35mm(3.5cm)
一般証明写真との一番の違いは、写真に写っている顔の位置と、縦の長さに細かい決まりがあること。
顔の縦の長さは、頭の先から顎までが34mmとし、誤差が±2mm以内に収めます。おおよそ、写真縦の70~80%が顔の大きさになるようにします。
一般証明写真をそのまま、パスポートに使うにはサイズ変更や規格にあった画像の調整が必要になります。
それと、背景はグラデーションはNGとされ、単色の無地のみとなります。カラコンも撮り直しになりますので、パスポートで使う写真では外しましょう。
パスポート写真で主なNG行為
- 帽子を被っている(ヘアバンド)
- サングラスやマスクをしている
- 本人と判別できない濃いメイク
- 顔全体に濃い影があり暗い
- 眼鏡に光が反射している
- 背景に他の人や物が写っている
- 画像が荒い
- 光を飛ばしすぎ
- 背景がグラデーションなど単色でない
- 歯が見えるくらい笑っている
- 睨んだり、目線がずれいてる
撮影してから提出可能期間は、6ヶ月以内となります。
パスポート写真は、一般証明写真とは見る側の認識が違います。
一般証明写真は、採用するにあたって常識や、清潔感、人柄を見ますが、パスポート写真は、本人の確認のみとなります。
下手に盛ろうとして、入国審査で足止めされたりしないように、シンプルに規格通りに撮影しておきましょう。
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