パスポート更新時の証明写真に注意!申請に通過する背景色は決まってます
こんにちは。カメラマンのゆーすけです。
今回はパスポート写真の決まりごとについてお話ししたいと思います。
パスポート写真の背景色は決まっていて、国により若干の違いはありますが,大多数の国は無地(色が均一)の白,オフホワイト,薄グレーを勧めています。
日本でも薄いグレーや白がパスポート写真の撮影では無難で多く、おすすめです。
各国共通して,パスポート写真の背景としてNGなのは背景に柄があること,服の色と背景が被っていること,背景に影やモノが入っていること, 人物と背景の境界が不鮮明であることなどです。
つまり人物と背景をハッキリさせるということですね。
グラデーションの背景は良さそうには見えるけど・・・
ちなみに意外と知られていないですが、証明写真でよくある青やグレーのグラデーションの背景色はパスポートではNGで撮り直しをさせられるようです。理由はグラデーションは柄と同じ扱いになっているからです。
背景を白や薄い色に規定している国の場合,パスポート写真を撮る際には 白い服を着るのは望ましくないとされていて、写真の背景を白,赤,青色でかつ無地と規定しているのは,本人の顔を鮮明にして確認しやすくするためです。
背景と本人の境界をはっきりさせることで,本人確認がしやすくなり パスポートチェックの効率が上がり,また偽造を防ぐなど防犯にも役立つと考えられています。 このように、パスポート写真の一番の目的は本人照合のためです。
日本でパスポートに写真が貼られるようになったのは1917年から。 それ以前にパスポートは存在していましたが、パスポートに適した写真技術がなかったため、写真が使われる前は本人特定のため身体的特徴、 たとえば身丈や目や鼻の大きさ、顔にほくろや特徴があるかなどが記されていました。(今の時代では考えられないですね・・・汗)
そしてその後1920年、パリで行われた会議においてパスポートの国際的な基準が発表され, 1926年には現在のような手帳型となり本人確認の証明写真が貼られるようになったそうです。
他にパスポート写真でNGなのは、カラコンです。
瞳の色による識別も重要なのでカラコン着用での写真撮影は撮り直しになるようです。(コンタクトレンズは現在不問のようです※注2018年5月現在)
就活の証明写真でもカラコンは否定派と容認派の議論のわかれるところですが、パスポート写真も就活写真も、一番の目的は本人の顔を確認するためです。
証明写真の撮影するときは容姿も大事ですが、選考や申請の通過を一番に考えましょう!
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