証明写真と言えば、昔は本人の顔がわかれば良くメイクや服装を気にする方は少なかったのですが、今でもそれで良いのでしょうか?
就活用の証明写真は本人の確認以外にもにも、見る側の第一印象を決める大切なツールです。好印象な証明写真で「一緒にに働いてみたい!」と思われたいですよね。
そこで、第2章のメイク編では、就活写真における女性のメイクについてご紹介したいと思います。
目次
第2章-2|証明写真の撮影前準備と就活の身だしなみについて
女性編・メイク|証明写真の撮影に適した就活メイク4つのポイント
眉毛の書き方と就活写真で気をつけたい注意点。
男女平等が叫ばれる今の時代、就活でルックスが重要になるのは性別を問わなくなっていますが、まだとくに女性においては見た目が大切という風潮は無くなっていません。
そのため、履歴書でまず目に飛び込んでくる就活写真を撮る際のメイクには注意点がいくつかあります。
その一つが眉毛の描き方で、顔の印象を大きく変えてしまうパーツなだけに慎重なメーキャップが必要です。
基本的には就活で重要なのは「ナチュラルさ」「飾らず、華美にならない」ということですので眉毛に関してもあまりいじっている印象を与えるのは避けるべきでしょう。
もっとも大切なのは太さで、生まれ持った眉をあまり削らないようにしながら5ミリメートルより細くならないように気を付けるのがベストです。
眉が細いと老けて疲れた、フレッシュさのない印象を与えるうえに「気が強い」「反抗的」といったイメージも持たれてしまうので就活においてはそういった自己主張はやめておきましょう。
好印象に見えるアイラインの引き方とコツ。
メイクをするうえでもっとも印象を与えることができるのは目元を華やかに見せるアイメイクですが、就活写真を撮るならアイラインの引き方にも注意が必要です。
大きく強調された目元は女性らしく美しいものですが、就活はミスコンテストではないため女性美のアピールはほどほどにしておくのが無難でしょう。
とくにアイラインで気を付けたいのは、自然な目の形からあまり外れたラインをなぞって大きく見せすぎることです。
日常生活で「盛る」ためには必要なテクニックですが、就活写真でじっくりと見られるとかなり「やりすぎ」と捉えられてしまいマイナス評価になります。
マスカラなども含め、普段より三割ほど目力を抑えることが大切です。あまり強い色合いを使わず、自分の肌の色彩に調和したラインを引くことでナチュラルさと健康さをアピールできますので色選びが最重要だと言えるでしょう。
自分で分からない場合はプロの手を借りて良い色を選ぶのがポイントです。
チークの濃さは健康的に見せる!派手に見えない自然な入れ方
写真越しに顔を見た時に「健康的だ」と人事担当が感じる方がより就活では有利に働きますので、血色の良いほほを演出するチークの使い方は大きなポイントになってきます。
ほっぺたは顔の中でも面積が広い部分ですから、ほんの少し赤みがあると若さと元気さをアピールできる反面、やりすぎると影のように見えてしまって老けて見えるという危険も伴うのです。
とくに顔だちの彫りの深い女性は要注意で、自分で鏡で見るよりも陰影がついてしまうためやや薄めの色合いをチョイスしてメイクするほうが無難なやり方になります。
就活写真は何度も撮って一番気に入ったものを選べますから、光の当て方や加減を調整してチークの色がもっとも映えているものを選びましょう。
ファンデーションも同様ですが、質感がマットなものを選ぶのがベストです。
あまりツヤ感が出てしまうものは就活写真としては浮ついていて不向きですので、プライベートでのみ使うことをおすすめします。
リップ選びは絶対ナチュラル系!赤リップは私用だけにしよう。
最後のポイントはリップの選び方で、これを失敗してしまうとかなり就活写真としてはまずいものになってしまいます。
就活に臨むような10代後半、20代前半の若い世代では赤みの強いものを使って唇を浮かせるのが流行っていますが、あまりに赤いリップは就活写真ではご法度、NGです。
基本的に就活というのは仕事に臨む姿勢をそのまま外見に出しますので、あまり派手な色使いは仕事に真面目に向き合っていないと捉えられてしまうので避けたほうが良いでしょう。
なるべく自分の肌色と髪色を良く見て、違和感のない色味の唇に仕上げるのが大切です。
女性らしさの象徴として目が行く部分だけに、自己主張しすぎずにメイクしておくほうが就活では無難でしょう。
唇の色が少し青かったり紫だったりと不健康な色味の場合に限り、カバーするため少し赤めのものを塗っても構いません。
色選びはなるべく自分一人でせず、他人に見てもらいながらだと外しにくいためおすすめです。
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