企業の求める人材を考えるシンプルな方法は、逆に企業のいらない人材を考える
企業が求める人材と聞けば、なんとなくわかるかと思います。
礼儀礼節をわきまえて、協調性があって、積極性で・・・と、色々ありますが、簡単に考えると答えは明確になります。
アルバイト経験がみなさんあると思いますが、その時に同じ職場で、嫌な人っていたことないですか?
時間にルーズで、サボってばっかりで、口だけで働かない・・・
先輩、同僚、後輩にそんな人がいたら、一緒に働きたくないですよね?
その逆、こんな人いたら一緒に働きたい!と思わせる考えと行動が企業の新卒採用に求める人材とも言えます。
二郎君:選考では人間性が見られるんですね。企業が協調性のある人間を求めているということがよく分かりました。
聞太郎先生:うん。それが分かったところで、さらに話を進めてみよう!では二郎君は、候補者が協調性があると分かったら、それで即採用かな?
二郎君:え・・・そう言われると・・・
聞太郎先生:ただ単に周りに合わせられるだけというのなら、たくさんの就活生が該当するはずだ。
二郎君:ですよね。コミュニケーション能力は最低限必要ですが、それだけで採用の決定打にはならないと思います。
聞太郎先生:その通り。人間にもいろんなタイプがある。みんなのまとめ役になれる人もいれば、ひたすら黙々と作業をする人、他にはない特別な技能を持つ人もいる。会社というのは組織だから、当然いろんなタイプの人が集まって成り立っているはずだ。
二郎君:そうなると、その企業が一体どんな人材を求めているか、もっと真剣に考えてみないといけないですね。
聞太郎先生:そうだね。この、「求められる人材」についてじっくり考えてみることは、就活生にとって避けては通れない道だ!
良子さん:求められる人材か〜〜。でも、それが分かったところで私は私だし、変わんないですよね〜。
聞太郎先生:それはそうだ!今言ったことは正しい!では良子さん、「私は私」ということだが、良子さんは一体どんな人物だ?
良子さん:え、そんな急な!
聞太郎先生:だって、良子さんのことは良子さん自身が一番わかってるはずだろう?自分のことなんだから、急に聞かれても答えられるはずだ。
良子さん:改めてそんな風に聞かれるとなあ〜〜。でも、私がどんな人物かなんて、面接の時に担当の人が判断してくれるんじゃないんですか?
聞太郎先生:良子さん、そこだ!
良子さん:え?
聞太郎先生:私が今回、君たちに伝えたいのはそこなんだ!「担当者が判断してくれる」このような発言を聞いたら、その担当者はどう感じるだろう?
良子さん:あ!分かりました!「この子は受動的な人だなあ〜」と感じます!
聞太郎先生:その通り!君たちはこれから一人のビジネスマンとして顧客に何かを提供する立場だ!それが、そんな発言をしていたら、この人に仕事を任せて大丈夫だろうか?と不安になるだろう。
良子さん:ですよね・・いつまでも学生じゃないし、能動的な人じゃないと、積極的に採用したいとは思わないですよね。
聞太郎先生:そう!何も自分を企業に合わせる必要はない!企業が求めている人材は、「自分がどんな人間か、積極的にアピールできる人物」だ!
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